IT業界におけるエンジニアに将来性はどのくらいあるのでしょうか。高度デジタル化が国をあげて推進され、ITによる安全で快適な未来ができつつあります。そうなるとエンジニアはITサービスを提供するだけではとどまらず、生活に密着した重要なインフラを扱う技術者ということになります。これから先も高度IT化は進んでいくのでエンジニアの担う役割も大きくなっていくことが予想されます。
またエンジニアはIT関連だけから需要があるわけではありません。DXの意識の高まりから多種多様な企業がIT化に取り組んでいます。行政はもちろん、医療、ライフライン、農業などありとあらゆる業界がエンジニアを必要としていて、働く場所もIT関連以外からも選ぶことができるようになりました。さらにIT化が急速に進んでいる世の中にエンジニアの確保が追いついていなのが現状で、これからも需要が高まることが容易に想像できます。
今は様々な職業がAI化していて、今ある仕事の多くがなくなってしまうといわれています。そのためエンジニアも仕事がなくなってしまうのでは、と思うかもしれません。しかし、AIもシステムがないと動かず、そのシステムを作り出すのがエンジニアです。つまりエンジニアの仕事は専門性と創造性の高い仕事であり、AIでは代わりとなりにくいということになります。IT技術は革新が常に行われ進んでいます。その技術を生み出すのにも、活用するにもエンジニアの力が必要になります。活躍の場所はさらに多く、将来性も高まっていくでしょう。